これだけは知っておきたいボディメジャーの使い方

これだけは知っておきたいボディメジャーの使い方

スマートボディメジャー

骨量や筋肉量、体水分量などの体組成は体組成計で測定することができます。しかし、体つきの変化を自己判断するのは難しいですよね。

そこで活躍するのがボディーメジャーです。

自分の体の変化をより正確に把握することができるので、ダイエットの経過観察が簡単です。脂肪を減らしたい、筋肉をつけたいなど、体質を変えていきたい場合は正しいボディーメジャーの使い方を知ることが重要です。

ダイエットやフィットネスを成功させるためには、さまざまなテクニックがあります。そこで今回は、RENPHOのフィットネスアドバイザーであるStavros Matoukas博士に、RENPHO スマートボディメジャーを使った測定の重要性と専門家としてのおすすめポイントを伺いました。

なぜ測定値を記録するのか

体重計は「どこ」が太っているかを知るのに有効ですが、同時に「何」が太っているかを把握することも重要です。筋肉で太ったのか、脂肪で太ったのかを見分けるために、体脂肪率も測定することをお勧めします。

その他にも、体の部位を測定するメリットがあります。

筋肉の成長を記録する

体幹部分を測定することで、どの筋肉が成長しているのか、また、筋力トレーニングを行う場合はどの筋肉にアプローチをする必要があるのかを判断することができます。

時間の経過に伴う筋肉発達のモニタリング 

数ヶ月〜数年単位で自分の成長を振り返ることができるのは、健康的なライフスタイルを送る上で大切なことでもあります。

ボディーメジャーは体重計・体組成計とセットで使うのがベスト

健康的な食事と運動を続けていても、体重が思うように減らないこともあります。

しかし同時に、洋服のサイズが合ってきたり体が軽くなってきたりするのを実感できるようになります。

体重計・体組成計の数値は思うように変化しないかもしれませんが、脂肪が落ちて筋肉がつくことで 内側の体組成は大きく変化しているのです。

そんなとき、どのように変化しているかを知るためのツールとして、体表の測定はとても有効なのです。

ここでは、体の部位の正しい測り方を紹介します。 

腹部-足を揃えて立ち、体をまっすぐに伸ばしリラックスした状態で、胴体の最も広い部分(一般的にはおへその辺り)を測ります。

-リラックスして直立した状態で、片腕の肩甲骨と肘の間の中央を測ります。

ふくらはぎ-足首と膝の中間点を測ります。

胸囲-足を揃えて胴体をまっすぐに立てた状態で、バスト周辺が最も広くなっている部分を測ります。

ヒップ-横向きに立って鏡を見てみてください。テープが地面に対して垂直であることを確認し、大臀筋の幅が最も広いところを測ります。

太もも-太ももの最も広い部分か、大臀筋の下部と膝の裏の間の中央線を測ります。

ウエスト-胴体の最も細い部分を測ります。

目標にもよりますが、体重計・体組成計の数値が変化する前に各部位にどの程度の増減があるかを知っておくことも大切です。体重計・体組成計で測るよりも、ボディーメジャーで測る方がより正確な進捗状況を把握できることが多いのです。

博士は、毎回同じ場所を測るようにと注意を促しています。

「腕のほくろなどの見慣れた目印を活用するか、毎回筋肉の一番広い部分を測るようにしましょう。」

正確な測定のための博士によるその他のヒント

正確さを期すため、余裕があれば少なくとも2回測定してその平均値を最終的な数値とするのがベストです。測定中、皮膚が圧迫されていないことを確認してください。メジャーを伸ばして、皮膚の表面にかかっているようにします。体重が減っていなくてもサイズダウンしていることもあるかもしれません。これは、筋肉が増加し脂肪が減少していることを示しています。ただし、長さと周長に誤差(2cm)があることを忘れないでください。

筋肉か脂肪かを判断する方法

体重計・体組成計で実際に体重が減っていなくても、体のサイズが落ちている場合あります。

博士自身は、筋肉を曲げた状態で一番太いところでいつも測っているようです。彼はこう説明します。「屈曲時に最も太い部分を特定するのが簡単で、次回も同じように測定ができるからです。筋肉が最も太くなるポイントは1ヶ所しかないのです。最終的な目標は自分の進捗を追跡できる測定値を知っておくことであり、測定はまったく同じ状況で行われていた方がより正確です。屈曲していない状態で筋肉を測定すると、数値にばらつきが出たり一貫性のなかったりします」。

自分の体型をよく知ることで、どこに余分な脂肪が蓄積されているかを知ることができます。その部位のダイエットがうまくいかない場合でも、モチベーションが下がることが少なくなるかもしれません。

どれくらいの頻度で測るべきですか?

変化は毎日起こるわけではないので、毎日ボディーメジャーで測定する必要はありません。

博士は、週に一度/同じ場所/同じ時間に測定することを勧めています。「進捗を記録する際には、一貫性を保つことが非常に重要です」と付け加えています。そうすることで、傾向を観察して時間の経過とともに自分がどのように変化しているかを判断することができます。

忘れてしまわないように、そして徐々に習慣化していけるように、週に一度のリマインダーを設定しておきましょう。

その他記録しておくべき事項 

目標がある場合は、その達成度を記録しておくことで最終的な目標達成の成否に大きく影響すると言われています。

体重を記録する

どの程度の成果が出ているのかを判断する指標はありません。しかし、食事の記録や運動の記録、体重のモニタリングなど、さまざまなトラッカーを組み合わせて全体像を把握することは可能です。

まずは最初の体重を記録し、毎週または数週間ごとに定期的に体重を測定することで、何が効果的で 減量や筋肉増強のために何を調整する必要があるのかを把握することができます。博士は「毎日体重を記録するのは、数値の微々たる変動にも気を配らなくてはならないため少し過剰かもしれません」と助言しています。

Renpho Healthのアプリとボディーメジャーを組み合わせれば、簡単に過去の記録を見返すことができます。Renpho Healthには、体重を記録するためのオプションがあります。体重を入力して情報を保存するだけで、データをグラフ化することができます。さらにいつでもアクセス可能なので、確認や更新が簡単です。

食事摂取量のモニタリング

体重は、いつ/何を/どれだけ摂取したかによって影響を受けることがあります。スマート食品スケールとRenpho Healthがあれば、食べたものと消費カロリーを簡単に記録することができます。

運動計画を把握する

「前の週にどれだけ頑張れたかを記録しておかないと、今のワークアウトでどの程度自分を追い込めば良いのかがわかりません。より健康的になりたいのであれば、常に自分自身を追い込んで運動の強度を高める必要があります。」と博士は勧めます。

RENPHO AIスマートバイクとAI Gymアプリを使用して、パーソナライズされたワークアウトプランを行うことは、体型維持をするための素晴らしいツールです。トレーニングは記録されてプロフィールに保存されるので、いつでも進捗を確認することができます。

まずは2週間ほど試してみてください 。

達成を祝いましょう

先週より腕立て伏せができるようになった、目標体重を達成したなど、自分をほめてあげましょう。

博士の最後のアドバイスは、次の通りです。

事前に計画を立て何が効果的かを分析し、変更や調整をすることを恐れないでください。どのような方法で自分の進捗を管理するにせよ、根気よく続けることが大切です。健康であることは、単に見栄えを良くしたり体重を減らしたりするだけでなく、心身の健康を増進し、生活の質を高めることにもつながります。

RENPHOスマートボディーメジャーで、あなたの体型をチェックしてみてください。